やまむらはじめ/姫ヤドリ


姫ヤドリ(1) (サンデーGXコミックス)

■冷戦下、という設定だからこそできる話。

舞台は冷戦時代、東欧の王国という 架空の設定。クーデーターにより 国を追われた姫たちの逃亡劇を描く。


話は、自覚のないのんびりとした 王女たちが自力で逃げざるを得ない というもので、読んでいて イライラするキャラクター設定と 物語展開に終始する。


その中で、曲がりなりにも彼女たちが 生き延びられる理由は、 超能力を持つという魔女設定ゆえ。 亡くなったはずの人物が 双子の身体の中にいる、 という話まで混ぜ込む。


そんな話を展開するには、 現代では無理なので、 過去か未来の架空の舞台で 転がしていくしかない。 そんな突拍子もない話を、 感情移入もしにくい人物の いきなりの逃亡劇ではじめてしまうことについて、 読者としては違和感しかない。


東欧諸国を描きたいのであれば、 この作りかたではないだろう。 残念。


【データ】
やまむらはじめ
姫ヤドリ
【初出情報】月刊サンデーGX(2017年〜2018年) 【発行元/発売元】小学館 (2018/4/19) 【レーベル】サンデーGXコミックス 【発行日】2018(平成30)年4月24日初版第1刷発行 ※電子版で購入
■評価→ C(標準) ■続刊購入する?→★★
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1970年代中盤…アメリカを中心とする「西側」と、ソビエト連邦(現ロシア)を中心とする「東側」が激しく対立した「冷戦時代」。その東側諸国に取り残されたように存在した「ハイドランカ王国」でクーデターが発生!ユディタをはじめとする3人の姫たちは辛くも脱出するが、祖国から追われる身となる。彼女らは時に「銃」を、時に代々受け継がれた特殊な「力」を使い、自由を求め西側へと向かう―――少女よ逃げろ、命の限り!「神様ドォルズ」「碧き青のアトポス」のやまむらはじめが放つ、ノンストップ冷戦アクションファンタジー開幕!!


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