【オススメ】 小西明日翔/二人は底辺


二人は底辺 (ZERO-SUMコミックス)

■【オススメ】「 来世は他人がいい」の前日譚。 短編一本を売る、という手法は、 こういうスピンオフ的な売り方のほうが 売りやすいんだろうなぁ。

ヤクザの娘、として距離を置かれる存在である 主人公。そんな彼女の家に連れられてきたのは、 学校でも悪行で名が轟いている上級生だった。


来世は他人がいい」 につながる話。ヒロインの中学生時代の話、 だがこの前日譚の構造がそのまんま 続編に繋がっている。こういうのが描きたいのね、 作者は。


行き場のない少年を拾う場としての底辺。 元々そこに生まれ育ち逃げ場もない ヒロインは否応なしに覚悟している。 二人が姉と弟のようになるという 綺麗な流れの一品。


ということで、本作は48ページの短編である。 短編をこうした形で売り出す、というのは 電子書籍時代ならでは。単行本のエピソードを 細切れに売られると面倒だが、 スピンオフ作品の売り方としては 妥当だと思う。ただ本作は実は デビュー読み切りということで、 続編は出版社も別ということで浮き上がってしまった 作品。ヒット作があってこその販売、 となるとそれはそれで、デビュー時の 作家の支援というのとは程遠い。 とはいえ、本作だけがドロップされても、 短編売りが多くなると発見されることも難しい。 いや、そうした役目を本ブログが果たしていければ いいのだが。正直なかなか追いきれない。ちょっと やり方考えないとね。


【データ】
小西明日翔 (こにしあすか)
二人は底辺
【発行元/発売元】一迅社 (2018/8/24) ※電子版で購入
■評価→ A(絶品)
■購入:
amazon→ 二人は底辺 (ZERO-SUMコミックス)
主人公の染井吉乃は13歳。ヤクザの家の娘ということで、学校でも浮いた存在だった。そんなある日、彼女の祖父が翔真という少年を引き取ると言い出し――…。吉乃と翔真と出会いのエピソードが43ページにわたり描かれます。『来世は他人がいい』(刊行:講談社)『春の呪い』(刊行:一迅社)などで大人気の小西明日翔のデビュー読み切り、気鋭の新人のフレッシュな魅力をお楽しみ下さい。 ※コミックゼロサム2015年9月号に掲載された『二人は底辺』と同じ内容になります。


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