【オススメ】 登田好美/彼の愛情の秤


彼の愛情の秤 (フラワーコミックス)

■【オススメ】よくある少女漫画に デリケートなテーマを載せたのは、正解。

クリスマスの日、彼氏にバイトと言われたが、 その彼が別の女と歩いているところに遭遇してしまう。 でも、世界が終わるわけじゃない、いちいち悲しんだりしない、 と思っていたヒロイン。前向きで、次、と思っていたのだが。


学校で人気者の男子が、同性の友人に対して恋愛感情を 持っていることを偶然知ってしまう。 目撃してしまったことに驚き後ろめたさを感じるが、 同性同士の恋愛に対する嫌悪感はなかった。 とはいえ、それは報われない恋では、という彼女に、 男子は「気持ちがつり合わないなら/男も女も同じじゃない?」 と返すのだった。


表題作は3話完結の一巻本。2012年2月刊行 のようで、なんで今サルベージしたのかというと、 電子版は今年のリリースだったようで 電子書籍アプリにダウンロードしてあったから。 読み終わって、これは新刊ではないのか、と気がついた。


少女マンガの恋愛のフレームで描く話。 BLは女子人気が出そうだが、身近であったら 嘲笑されてしまうのか?この辺は正直わからない。 男子の間ではそういう話もありそうだが。 そして、きちんと人と人とで向き合おう、 という内容なのだが、この世代だとそうして向き合ったら その相手を好きになるのもまた当然で。


報われない恋をしている相手に 恋をして同じ思いを味わう、 というのは王道であり定番だが奥の深い話。 ヒロインが別に良い子ってわけじゃないが 悪い子でもなく普通の感性の持ち主というのが 読んでいてするっと入ってくるところだろうか。


【データ】
登田好美 (とうだよしみ)
彼の愛情の秤
【初出情報】ベツコミ(2011年〜2012年) 【発行元/発売元】小学館 (2012/2/24) ※電子版で購入
■評価→ B(佳作)
■購入:
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胸の最深部を切り裂く、未知なる純愛!
容姿端麗で成績優秀。人望も厚い、という同学年の男子・有重律(ありしげりつ)。誰もが惹かれる彼の笑顔に、未央子(みおこ)は得体の知れなさを感じていた。そんなある日、未央子は、有重が部活仲間の男子・浅場(あさば)に恋をしているという事実を知ってしまう。
未央子が知っている恋は、ダメになったら次を探せる恋。けれど有重が浅場に寄せる想いは、そこまでに純粋で、どこまでも深い、世界でたった一つきりの恋だった。
そんな有重の側にいるうちに、未央子の中で、まったく未知の感情が芽生え始めて…!?
人は人の何に恋をするのか。中身だというのなら、どんな姿でも愛せるのか。たとえ性別が変わっても…。
鮮烈な作品の世界にどっぷりと浸ってください!


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