【オススメ】高浜寛/ニュクスの角灯


ニュクスの角灯 (1) (SPコミックス) (amazon), ニュクスの角灯 (honto)

■【オススメ】明治の時代、特殊な能力を持つ少女は、 西洋の品々を扱う長崎の骨董・発明品屋で奉公することになる。

1944年の熊本、空襲に遭う少女と祖母。少女は死を恐れていたが、 祖母はこの戦争がもうすぐ終わると見えているという。ブローチを触ると、 大人になって幸せそうなお前がちゃあんと見えると。そうして祖母は、 世界が一番素敵だった頃の話をはじめる。それは彼女が十代で、 みんながわくわくした時代。西南戦争で父が亡くなり知らない街に引き取られ、 最悪だった世界が、不思議なドアを開けた時から変わった話を。


そして舞台は1878年の長崎に遡る。父が亡くなり母も既になく、兄の実家に引き取られたらしい少女。父の教育で字は読めず、とはいえ母もなかったので給仕も針もできない。奉公先もないなかで、連れられていった道具屋で、彼女は触った物の過去や未来の持ち主がわかる神通力があることを告げ、採用してもらうのだった。


2016年刊行で既に全6巻で完結済の作品。→ニュクスの角灯 (6) (SPコミックス)[まとめ買い] ニュクスの角灯  レビュー漏れでしたので遅ればせながら。


少女が知らないものに触れ学習していく成長譚。 さらに異文化による刺激の話でもある。新しい文化、文物の 流入によってそれを楽しみ商売とするお話は、 世界が開けていく華やかさがあり楽しい。 若く対応力があるからこその楽しさではあるのだが。


一巻は面白いが場の共有と地ならしという感じ。 続刊でさらに話が、世界が広がることを予感させる 案内があるのが良いところ。まぁもう完結しているので まとめ買いでいいと思いますが、6巻と手ごろとはいえ 単価は高めなのでそこそこはします。が 確実に楽しめると思うので来週の連休にでも 読むにはちょうどよろしいのでは。


【データ】
高浜寛
ニュクスの角灯(ランタン)
【発行元/発売元】 リイド社 (2016/1/29) ※電子版で購入
■購入:
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1878年(明治11年)、動乱の幕末は遠ざかり、長崎では海外貿易で莫大な利益を得る商人が多く現れはじめていた。 西南戦争で親を亡くした少女・美世(みよ)は奉公先を求めて鍛冶屋町の道具屋「蛮」(ばん)の扉を叩くが、そこで彼女を待っていたのは、店主・小浦百年(こうら・ももとし)がパリ万博で仕入れてきた最先端の品々と、それらに宿るベルエポックの興奮と喧騒だった…… ジャック・ドゥーセのドレス、ダニエル・ペーターのミルクチョコレート、シンガー社のミシン、セーラー服、エジソンの蓄音機、革ブーツ、眼鏡、幻灯機(マジック・ランタン)…… 先進と享楽の都・パリ渡来からやってきた“夢の品々”に導かれ、少女はまだ見ぬ世界へ歩み出す……


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