【オススメ】 いしかわえみ/うしろの光子ちゃん


うしろの光子ちゃん 1 (りぼんマスコットコミックスDIGITAL)

■【オススメ】りぼんマスコットコミックスなのだが、 中身は深い、重い。

主人公は、暗い、呪われる、などと言われる女の子。 別にいじめられているというわけではないのだが、 友達も特にいない。 クラスの人気者とは幼馴染なのだが、意識してうまく喋れない。 でも部活の応援に作ったマスコットの人形を、今度こそは渡そう、 明日こそは渡そう、と思ったところで、事故に遭う。


未練を残したまま亡くなってしまった彼女は、 この世界に残りたいか?との呼びかけに応える。 となれば生まれ変わるのかと思いきや、 彼女は怨霊になるという話。この辺がシビアでダークである。 しかも人間を怖がらせることが仕事、 それができなければ魂は消滅するしかないのだという。 さて彼女は、落ちこぼれでリストラ候補の出来こそ来ないか、 あるいはセンスのある金の卵か。


好きな人がいて告白できずに未練を残して死んでしまったヒロインは、 人間の気持ちに寄り添いたくて、後押しをしたいと思っている。 それが結果的に教官の望むところと合致する。 未練はあきらめない心、それが生きている人間の心を動かすのだ、と。


いい話、なのだけれど、ヒロインは死んじゃっているんだよなぁ、 というのが少女児童向けの物語として果たして良いのかどうか。 しかし、設定は児童向けも出来が良くなく面白くもない ものよりも、出来が良いという点で読むに値する作品だろう。


  【データ】
いしかわえみ
うしろの光子ちゃん
【発行元/発売元】集英社 【レーベル】りぼんマスコットコミックス 【発行日】2015(平成27)年発行 ※電子版で購入
■評価→   B(佳作)   ■続刊購入する?→★★★ 
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大丈夫、ここにいるよ ちゃんと伝わってるから。 事故に遭って死んでしまったごく普通の暗い中学生・光子。「この世界に残りたいか?」その声にこたえ、怨霊となった彼女を待つ最初の仕事は好きだった男の子を怖がらせることで!?

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