白石純/ドードーマ


ドードーマ 1 (ゼノンコミックス)

■自分の住む世界が井の中であったことを知るファンタジー。

少年が住むのは木と石の壁の国。そこで彼は家を作る、つまりは石の壁を掘ってすみかとする。 その世界、ワノクニに、外から人がやってきた。


ワノクニでは地震がここ2年なく、住民は300人まで増えたという。・・・食べ物はどうやって とって暮らしているのだ?という疑問が湧きつつ、そのワノクニが外敵に攻められるところから話が動き出す。


主人公兄弟は、ワノクニにいた「神さま」を2年前に殺しているという話も差し込まれる。神さま?そして2年前? ということで、このワノクニというのが、実は動くロボットのようなものであることがわかる。 その中に住んでいる、ということで主人公たちは有機体に寄生しているようなものか。いや、神さまというのは その操縦士であったのかもしれない。地震というのはつまり、そのロボット言うか有機体が移動あるいは格闘する 際の振動だったのだろう。


外部から来たものに導かれ、主人公の兄が操縦士となり、彼らの住む世界が移動していく。彼らは監視される立場でもあるようで、 このあとはバトルものになる、のか?外見が微妙であり絵は白っぽく、最近流行りの巨人の漫画同様肝心な部分の絵が見づらく、 そこに目をつぶって勢いで読むという類の作品であるのは引っかかる。そして、地味な設定だけに勢いの部分でやや迫力に 欠ける。もう少し先まで読まないと判断しきれない、と思わせる内容で、あと一歩、整理して一巻にまとめてくれたら・・・と残念。主人公たちが巻き込まれたままで一巻が終わる一方で事情を知った他の登場人物がいるという構成は、話の作り方としてやはり間違っているのではないか。


【データ】
白石純 (しらいしじゅん)
ドードーマ
【初出情報】月刊コミックゼノン(2014年〜2015年) 【発行元/発売元】ノース・スターズ・ピクチャーズ/徳間書店 【レーベル】ゼノンコミックス 【発行日】2015(平成27)年6月10日初版発行 ※電子版で購入 AmazonKindleでは現時点で電子版未発売。hontoでは販売中→ドードーマ 1巻_白石純 - honto電子書籍ストア
■評価→ C(標準) ■続刊購入する?→★★★
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全面を木と壁で覆われた国・ワノクニ。 そこで暮らすマナのシノの兄弟は、周囲の人々と共に平和な日常を過ごしていた。――正体不明の二人の女性がワノクニを訪れるまでは…。 圧倒的で独創的な世界観で紡がれる、終わりの先にあるダークファンタジー。




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